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印鑑の原材料について(5)
【チタン】 チタンが広く普及し始めたのは、ごく近年になってからのことです。
自然界に数多くある物質ですが、精錬が困難だったこともあり金属として使用されるまでには長い時間がかかりました。
チタンは金属としてはとても軽く、そして強いという性質を持っています。

特に耐食性・耐熱性に優れているのがポイントになります。
白金にも匹敵する耐海水性を保有していることから、海水の中でも使うことのできる金属なのです。
なぜ、このように海水などの腐食にも強いかというと、それはアルミやステンレスと同じように金属の表層面に酸化皮膜が形成されているからなのだそう。
チタンは今や宇宙工学にも欠かせない最新鋭の超金属なのです。
また、宇宙など遠いところだけでなく、私たちにとってとても身近な製品にも取り入れられています。
たとえば眼鏡、時計、カメラ、自転車、アクセサリーなど。
医療分野でも目覚しい活躍をしています。
生体への適合性が極めて高いのです。
無害で、金属アレルギーや拒否反応を起こしにくいことから人工骨や人工歯根、心臓のペースメーカーなどにも用いられています。
このようにチタンは優れた金属ですから、印材としても申し分のないくらい適しています。
チタン製の印鑑は、長持ちし、手入れも簡単。
と言っても、古く銅印が使われていたことはあっても、まだまだなじみのない金属の印鑑。
デザインが近代的で若者には好まれますし、色づけされた製品もあるので女性には人気です。
この先、ますますチタン製の印鑑が増えていくのかもしれません。

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